嵯峨野観光鉄道は4日、新たなトロッコ列車の試運転を8月以降から開始すると発表した。試運転を行う車両は「牽引車2両+客車4両」とのこと。新たに導入する客車はJR西日本テクノス(JR西日本グループ)が制作を担当した。
新車両の概要
新たなトロッコ列車は2027年春にデビュー予定。GKデザイン総研広島がデザイン監修を担当しており、「保津峡の渓谷美」「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」「嵯峨野・嵐山の洗練された『ひなび』風情」と「それらの魅力が複合しあう嵯峨野トロッコ(SAGANO ROMANTIC TRAIN)の世界観を創出」することをコンセプトとしている。
客車の特徴
客車に関して、座席間隔と通路幅の拡大等で乗り心地の向上を図るほか、グループで利用できる特別室なども備える。天井と側面はガラス張りで開放感のある車内に。車内表示器を4カ国語対応とし、環境に配慮した車両とするなど、快適性とサービス、環境性能の面でも優れているという。車体衝突時の安全対策や、モニター装置の採用による異常検知・故障時の乗務員支援など、高い安全性と安定性も特徴とされる。
今後の予定
8月以降に始まる試運転は機能確認などを目的としており、牽引車と客車を連結して試運転を行う予定。今後については嵯峨野観光鉄道のサイト等で順次案内する。なお、現在運行している車両は2026年の営業運転をもって引退する予定となっている。



