佐賀県は、特殊詐欺被害を未然に防ぐため、防犯機能付き固定電話の購入費用を補助する事業を2026年7月16日から開始した。対象となる機器は、相手に録音することを伝える事前警告機能と自動通話録音機能を備えた固定電話で、購入・設置費用の半額(上限1万2000円)を1世帯あたり1台まで補助する。購入と設置は県内で行うことが条件となる。
背景に過去最悪の被害額
佐賀県警によると、2025年の県内の特殊詐欺被害額は24億2000万円(443件)に上り、過去最悪を記録。2026年も高水準で推移しており、県は対策を強化している。県くらしの安全安心課の担当者は「特殊詐欺の犯人は録音されることを嫌がるため、未然防止に効果がある。高齢者だけでなく若い人にも活用してほしい」と話す。
申請方法と期間
申請は郵送またはウェブサイトから受け付けており、詳細は県のホームページで確認できる。申請期間は2027年1月末まで。事業費として2370万円を計上しており、予算に達し次第締め切る。問い合わせは県固定でんわ申請センター(0952-20-5252)へ。



