王塚装飾古墳館が25日再開、火災で休館の九州最大級円筒埴輪を新展示
王塚装飾古墳館25日再開、九州最大級埴輪を展示

2025年4月の火災で臨時休館が続いていた福岡県桂川町の王塚装飾古墳館が25日、再オープンする。新たに九州最大級という円筒埴輪(はにわ)を展示する。

火災の経緯と復旧

同古墳館は、石室壁面の多彩な装飾で知られる国特別史跡「王塚古墳」を紹介し、関連資料を展示してきた。町によると、火災の原因は不明だが、事務室床下の配線周辺が激しく燃えていた。けが人はなかったほか、出土品は京都国立博物館(京都市)に寄託しており、石室のレプリカなど展示品にも大きな被害はなかった。

ただ、館内の電源や空調などが使用できなくなったため休館が長引いたが、町が約3億6000万円をかけて復旧。燃えた事務室が窓のない位置にあって消火活動が難航したこともあり、館内のレイアウトを一部変更した。

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新展示と今後の予定

再オープンの目玉として、新たに同古墳から出土したかけらから復元した円筒埴輪を展示する。高さ1メートルで、九州最大級とされる。あわせて町内の天神山古墳から出土した土器なども展示。年2回行っている王塚古墳の特別公開も今秋、再開する予定だという。

学芸員の長安慧さん(32)は「再開を望む声を全国からいただき、励みになった。初公開資料もあるので楽しみにしていただきたい」と話す。

開館時間は午前9時~午後4時半。休館日は月曜(月曜が祝日の場合は翌日)。入館料は大人330円、中高生160円、小学生110円(30日までは高校生以下無料)。

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