福岡県大牟田市は、トレーラーハウスを使ったホテルを展開する「ヒーローライフカンパニー」(本社・東京)と、災害時の宿泊施設提供に関する協定を結んだ。ハウスは防音に優れ、エアコンやシャワースペースなどを備えており、状況に応じて車で引いて移動することもできる。大牟田市は「プライバシーにも配慮された、安心した環境で活用できる」としている。
トレーラーハウスの特徴と活用実績
同社は、2011年の東日本大震災では、他の業者と連携して被災者向けの仮設住宅やアパートを建設。必要に応じて様々な改良を加えてきた。
2021年には、栃木県那須塩原市に、自社製造のトレーラーハウスを並べたホテル「トレイルイン」を開業。大牟田市中心部の大正町には今年1月、九州では初めてで全国16番目の直営店となる「福岡大牟田」(15部屋)がオープンした。キッチンやベッド、洗濯機などを備え、周辺には飲食店やコンビニなどもあり、多くの人が利用しているという。
締結式での関係者の言葉
7月22日に行われた締結式で、日崎哲仁代表取締役は「近年は何が起きるか分からない。大牟田市のお役に立てればと願っている」と話した。関好孝市長は「障害がある人や集団避難が困難な人にも安全安心に使ってもらえる。災害に強いまちづくりにつなげていきたい」と感謝していた。



