大分・佐伯4人刺傷事件、容疑者と被害者に面識なし 無差別襲撃の可能性
大分4人刺傷、容疑者と被害者に面識なし

大分県佐伯市で7月13日に発生した男女4人刺傷事件で、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された理学療法士、野下博司容疑者(44)と被害者との間に面識がないことが、大分県警のその後の調べで明らかになった。県警は野下容疑者が無差別に襲った可能性もあるとみて、事件の全容解明を進めている。

事件の概要と経過

事件は13日午前9時40分ごろ、佐伯市来島町のTSUTAYA佐伯店の駐車場やその周辺の路上で発生。「包丁で刺された人がいる」との110番通報を受けて大分県警が駆けつけ、現場で野下容疑者を現行犯逮捕した。被害者は全員が佐伯市在住で、20代から70代の男女4人。うち2人は重傷を負い、現在も治療を受けている。

県警によると、野下容疑者は犯行時に刃渡り約15センチの包丁を使用。現場には複数の目撃者がおり、通行人が取り押さえるまでの一連の行動が確認されている。容疑者は逮捕後、黙秘しているという。

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無差別襲撃の可能性

県警のその後の捜査で、野下容疑者と被害者4人の間に接点は確認されず、面識もないとみられることがわかった。このことから、県警は野下容疑者が特定の怨恨(えんこん)ではなく、無差別に通行人を襲った可能性を視野に入れている。動機の解明が急がれる。

現場となったTSUTAYA佐伯店は市中心部の商業エリアに位置し、事件当時は多くの買い物客でにぎわっていた。県警は防犯カメラの映像解析や関係者への聞き取りを進め、事件の経緯を詳細に調べている。

容疑者の人物像

野下容疑者は佐伯市内の医療機関に勤務する理学療法士で、近隣住民によれば「おとなしい印象」だったという。しかし、事件前日の行動や精神状態についてはまだ明らかになっていない。県警は自宅や職場の捜索も行い、事件に至った背景を探っている。

大分県内では過去にも無差別殺傷事件が発生しており、地域社会に衝撃が広がっている。県警はパトロールの強化など警戒を続けている。

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