奈良交通(奈良市)は、ICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」のチャージ時に入金額に応じて利用可能額が上乗せされるプレミア付与サービスを9月末で終了すると発表した。バス利用者の減少や輸送コストの増加などで事業環境が厳しいことが理由という。
サービス開始から約22年
同サービスはICカード乗車券を導入した2004年12月から開始。1000円のチャージで1050円など、決められた入金額の5%が上乗せされて利用できた。9月末までに入金した残額は、サービス終了後も利用できる。
「CI-CAひまわり」も新規チャージ終了
このほか、同社の設定する「ひまわりタイム」(平日・土曜の午前9時半~午後3時半、日曜祝日の終日)に、入金額の15%が上乗せされて利用できる「CI-CAひまわり」も9月末で新たなチャージができなくなる。
年間約6000万円の収益改善
プレミア付与サービス終了により、年間約6000万円の収益改善が見込まれるという。同社の担当者は「ドライバー不足への対応や安全性向上など、路線バスの維持にかかるコスト増加は避けられない」と理解を求めた。



