JR九州は27日、熊本地震で被災して運休が続く九州新幹線の熊本―新水俣間について、9月18日に全線の運行を再開する予定だと発表した。高架橋や駅舎が大きく損傷した熊本県八代市付近の復旧に時間がかかっており、現在は南北に分断して運行している。
地震後の運行状況と被害の全体像
九州新幹線は7月28日に発生した熊本地震の後、全線が運休となった。博多―熊本間は7月31日、新水俣―鹿児島中央間は8月7日に運行を再開したが、被害の大きな熊本―新水俣間は運休が続いている。
JR九州によると、九州新幹線全体でレールの破損が約300カ所、橋梁や駅舎などの構造物の被害が約600カ所に上る。
八代市付近の深刻な損傷
八代市の日奈久断層近くの高架橋は、橋脚が約46センチずれたり、約36センチ沈んだりした。新八代駅の駅舎は屋根を支える柱5本が損傷し、さらに大きな揺れを受けたら倒壊する恐れもあったという。
2016年に震度7を2度記録した熊本地震と比較して、今回の被害はさらに深刻で、復旧作業は難航している。



