九州道が緊急車両に限り全線通行可能に、一般車は8月後半再開へ
九州道、緊急車両に限り全線通行可能に

熊本地震で通行止めが続いていた九州道は11日午前、緊急車両に限って全線通行可能となった。一般車両は震源近くの松橋インターチェンジ(IC)―えびのICで不通が続いており、西日本高速道路(NEXCO西日本)が8月後半の通行再開をめざしている。

八代IC―坂本PAの8.5キロが開通

11日午前9時ごろに開通したのは、八代IC―坂本パーキングエリア(PA)の8.5キロ。緊急車両に限った通行可能区間は順次広がっていて、残るはこの区間だけだった。

地震の揺れで八代ジャンクション(JCT)近くの橋桁がずれ、接続部のジョイントが壊れるなどの被害が出ていた。橋桁をジャッキで持ち上げてすき間をコンクリートで埋め、発災から2週間で再開にこぎつけた。

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自衛隊や医療関係者の車両が続々と

熊本県八代市の八代ICでは、「災害派遣」の幕をつけた自衛隊の給水車やトラック、医療関係者、ガス会社などの車が次々に九州道へ入っていった。

被災地では国道3号など一般道で渋滞が激しく、支援物資の輸送などに支障が出ているといい、NEXCO西日本の担当者は「九州道の再開でいち早い復旧・復興につなげたい」と話す。

ただ、路面のひび割れや段差の補修のために車線を規制して対面通行が続く区間もあり、一時停止が必要な箇所もあるという。

南九州道は引き続き不通

九州道から南西方向に八代海側を走る南九州道では、八代JCT―八代南ICで橋桁のずれなどがあり、緊急車両、一般車両とも不通が続いている。

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