最大震度7を観測した熊本県の被災地で、クリーニング店の有志らでつくるチームが被災者の洗濯支援に乗り出している。多くの人が避難生活と断水を強いられ、洗濯もままならない状態が続いており、被災者は支援に喜んでいる。
断水続く避難所で衣服を収集
洗濯支援に当たるのは、2024年1月の能登半島地震をきっかけに結成されたチーム「DSAT」。3000戸近くが断水になっている熊本県氷川町では、メンバーが避難所になっている同町公民館などで衣服を集め、地元クリーニング店と協力して洗濯する。
同県宇城市の「よしだクリーニング」には8日、約80点の衣類が持ち込まれた。同店も地震の影響による設備不良で休業中だが、地下水で洗濯が可能なため引き受けたという。店長の吉田隆浩さん(64)は「困っている人の役に立つことになれば」と語った。
被災者から感謝の声
同町公民館で避難生活を続けている氷川町の被災者(78)は同日利用し、「洗濯できていなかったのでとても助かった」と感謝した。
チーム代表で、長野県伊那市でクリーニング店を営む中村祐一さん(42)は「遠慮せずに持ってきてもらい、余った時間を復旧作業や休息に使ってほしい」と呼びかけている。



