気仙沼最後の復興事業、亀山モノレール開業 三陸の景色一望
気仙沼最後の復興事業、亀山モノレール開業

宮城県気仙沼市の大島に位置する亀山(標高235メートル)で2026年7月19日、三陸の風景を一望できるモノレールと展望テラスが開業した。かつて同山には市営リフトが存在したが、東日本大震災に伴う津波とその後の山林火災で全損。市はこのモノレールを「気仙沼最後の復興事業」と位置づけ、震災からの復興の象徴として整備を進めてきた。

モノレールの概要と運行開始

新たに開業したモノレールは2両編成(1両20人乗り)で、山中腹の駐車場から山頂までの約410メートルを約6分で結ぶ。山頂にはカフェも併設され、大島の先に広がる太平洋や気仙沼市中心部の景色をゆっくり楽しむことができる。開業初日の19日には、市内外から多くの来訪者が訪れ、山頂からの眺望を満喫した。

午前10時過ぎに出発した始発のモノレールには約40人が乗車。東京都江戸川区から訪れた24歳の会社員は「景色をゆっくり楽しめた。違う季節にも来てみたい」と笑顔で語った。

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震災からの復興の歩み

気仙沼市は東日本大震災で甚大な被害を受け、亀山のリフトも津波と山林火災で全損した。市は復興計画の一環として、観光振興と地域活性化を目的にモノレール建設を決定。約15年の歳月を経て、最後の復興事業としての開業に至った。モノレールは震災の記憶を風化させず、新たな観光スポットとして地域経済の活性化に貢献することが期待される。

運行情報と料金

モノレールの運賃は往復1200円(小学生は600円)。7月24日までは午前10時に運行を開始する。今後は季節や需要に応じて運行時間の延長なども検討される見通し。

気仙沼市はこのモノレールを通じて、観光客の誘致と地域の復興をさらに推進する方針だ。

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