9月の台風25号の影響で運転を見合わせている千葉県君津市のJR久留里線久留里―上総亀山間(9・6キロ)について、JR東日本が復旧を断念する方針を固めたことが関係者への取材でわかった。
甚大な被害と廃線方針
久留里―上総亀山間は台風25号で、約60メートルにわたって線路下の地盤が流失するなど甚大な被害を受けた。関係者によると、JR東日本は復旧方法や工期を検討してきたが、被害が大きいことに加え、利用者の減少から2027年4月に同区間を廃線にすることが決まっていることを踏まえ、復旧を断念したという。
利用状況と代替交通
同区間の平均通過人員は2024年度、1日76人で、JR東日本は2024年11月、同区間を廃線にして、バス運行に切り替える方針を示した。
内房線の復旧は前倒し
一方、同様に運転を見合わせている内房線姉ヶ崎―長浦間は、復旧作業が予定より早く進んでいることから、少なくとも被災から3か月かかるとしていた復旧の時期を前倒しするという。