サッカーワールドカップ北中米3カ国大会の日本代表である中村敬斗選手が21日、千葉県警の広報官に就任し、同県柏市の商業施設に集まった約5000人を前に「闇バイトは犯罪。絶対にやらないで」と訴えた。このイベントは、匿名・流動型犯罪グループへの加担防止を目的として開催された。
中村選手が警察官制服で登場、会場は歓声
中村選手は千葉県我孫子市出身で、警察官の制服姿で登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。中村選手は笑顔で手を振って応じ、参加した子どもたちは元気よく「はい!」と声をそろえて応えた。
イベントでは、中村選手が幼少期にサッカーの練習を家族に支えられた経験を振り返り、「闇バイトは家族も巻き込んでしまう可能性がある」と危機感を示した。また、イベント終了後の取材に対し、「本物の制服を着て警察官になったつもりで呼びかけた」と語った。
闇バイト防止へ、県警の取り組み
千葉県警は、匿名・流動型犯罪グループ(通称「闇バイト」)への加担を防ぐため、著名人を広報官に起用するなどの啓発活動を強化している。中村選手の就任により、若年層への注意喚起が一層進むと期待される。
今回のイベントには約5000人が参加し、中村選手の呼びかけに耳を傾けた。県警は今後も、SNSなどを通じて闇バイトの危険性を発信していく方針だ。



