福岡市東区の海の中道大橋で起きた3児死亡飲酒運転事故から25日で20年となるのに合わせ、飲食店利用客への声かけや飲酒運転の通報の機運を高める取り組みのキックオフイベントが11日、同市で開かれた。参加者は飲酒運転撲滅への決意を新たにした。
3000店以上が協力する「100日チャレンジ作戦」
取り組みは福岡県警が行う「飲酒運転撲滅100日チャレンジ作戦」。飲食店利用客による飲酒運転が多発しており、25日から100日間、居酒屋やスナックなど3000店以上の協力を得て、飲酒運転を阻止するための行動を展開する。
イベントには飲食店関係者ら約300人が参加。通報訓練では、飲食店従業員が「飲酒運転らしき自転車を見た。緑色で、黒いかご」などと警察官に特徴を伝えた。
飲食業界から決意表明、昨年の検挙数は3000件超
飲食店を経営するトリゼンホールディングスの河津善博会長も登壇し、「飲食業界のメンバーとして、絶対に飲酒運転はさせない」と訴えた。県警によると、昨年の県内の飲酒運転による検挙数は3064件で、約半数が飲食店での飲酒だった。
県警交通企画課の稲田功一統括管理官は、「飲食店を中心に飲酒運転撲滅に向けた対策を講じ、機運を高めてほしい」と話した。



