福井県は1日、県内での8月末の記録的な大雨による住宅の浸水被害が165棟になったと発表した。これまで報告がなかった福井市の被害も加わり始めており、調査中の地域が残っている。
浸水被害の内訳と地域別の状況
県によると、住宅の浸水被害が報告されているのは福井、坂井、大野、勝山、鯖江の各市と永平寺町。1日午前9時までに床上浸水が26棟、床下浸水が139棟に上る。
福井市からは広く浸水した森田地区を中心に床上浸水11棟、床下浸水36棟の被害が報告された。
災害ごみの受け入れ開始
被災地では、災害ごみの受け入れが始まっている。1日には坂井市がサッカー競技場の駐車場、福井市が森田地区や美山地区など3カ所に仮置き場を開設。大野市や勝山市はごみ処理施設への直接搬入を受け入れ、戸別回収もしている。
また企業では、製造業を中心に112社で床上や床下浸水、設備の故障などが確認されている。
今後の天候と警戒点
福井地方気象台によると、県内は今後、大気の状態が不安定になって3日から4日にかけて大雨が見込まれる。これまでの雨の影響で地盤がゆるんでおり、嶺北北部や奥越では普段より少ない雨量でもレベル4土砂災害危険警報の基準に達する場所があるといい、警戒を呼びかけている。



