鹿児島県立高校1年だった男性(21)が、当時50歳代の男性教諭の不適切な指導が原因で2020年に自殺未遂を起こしたとして、県を相手取り約4500万円の損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。第1回口頭弁論が3日に行われ、原告側によると、被告側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。
訴状の内容
訴状などによると、男性はテストの成績が悪かったとして教諭から進路指導室に呼び出され、「お前なめているのか」などとどなられた。学校に行く自信をなくして自宅で自殺を図り、父親に救助され一命を取り留めたが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症するなどしたとしている。
県教委の対応
県教育委員会高校教育課の担当者は3日、読売新聞の取材に対し、「個別具体的な事案のためコメントは差し控える」と述べた。



