タイ南部で洪水、死者7人・避難者2万人超 観光地にも影響
タイ南部洪水、死者7人・避難者2万人超

タイ南部を襲った記録的な豪雨により、大規模な洪水が発生し、少なくとも7人が死亡、2万人以上が避難を余儀なくされている。当局は28日、さらなる降雨が予想されるとして警戒を呼びかけている。

死者7人、避難者2万人超に

タイの防災当局によると、28日午前の時点で、南部の複数の県で洪水による死者が7人確認された。また、約2万2000人が避難所での生活を強いられている。被害が最も深刻なのはナコンシータマラート県で、3人が死亡、約1万5000人が避難した。

「今回の洪水は過去10年で最悪の規模だ。多くの家屋が浸水し、道路も寸断されている」と、同県の防災担当官は語った。

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観光地プーケットやクラビにも被害

人気の観光地であるプーケット島やクラビ県でも、道路の冠水や土砂崩れが発生し、観光客に影響が出ている。プーケット国際空港は通常通り運航しているものの、市内へのアクセス道路の一部が通行止めとなっている。

タイ気象局は、モンスーンの影響で南部では29日にかけてさらに大雨となる見込みと発表。低地での浸水や土砂災害への注意を呼びかけている。

救助活動と支援の動き

タイ軍や警察はボートやヘリコプターを投入し、孤立した住民の救出にあたっている。また、タイ赤十字社は避難所に食料や飲料水を提供している。政府は被災地への緊急予算の拠出を決定した。

「まだ連絡が取れない家族がいる。早く救助が来てほしい」と、避難所に身を寄せる女性は不安な表情を浮かべた。

タイ南部では例年この時期に雨季を迎えるが、今年は特に雨量が多く、気候変動の影響も指摘されている。

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