福岡県中間市の私立双葉保育園で2021年7月、当時5歳の倉掛冬生ちゃんが送迎バスに約9時間取り残され熱中症で死亡した事件から29日で5年となった。園の駐車場に設置された献花台には市民らが訪れ、冥福を祈った。
献花台には冬生ちゃんの遺影が置かれ、園関係者や住民らが花や飲み物、お菓子を供えた。同市の住民(68)は「暑く、苦しかっただろうと思うと気の毒でならない。先生たちが一人ひとりの子どもたちをしっかりと見守れるようになってほしい」と語った。
国による安全装置義務化も、置き去り続く
冬生ちゃんの事件後、2022年9月には静岡県牧之原市でも同様の事件が発生した。これを受け、国は2023年4月に通園バスへの安全装置設置を義務化した。しかし現在も子どもがバスに置き去りにされる事案が相次いでいる。
双葉保育園、送迎バス運行を中止
双葉保育園は事件以降、送迎バスを運行しておらず、保護者の付き添いによる登園などで運営しているという。



