飲酒運転事故の遺族の思いを伝える「生命(いのち)のメッセージ展」が、福岡市内の警察署や福岡県警本部などで巡回展示されている。「娘のことを思い出さない日はありません」「加害者には絶対にならないでください」などの言葉が並び、命の重み、事故の悲惨さを伝えている。
展示の概要
同展は、県警が不定期に警察署などで開いてきたが、より多くの県民に飲酒運転事故の悲惨さを伝えて撲滅につなげようと、昨年からは巡回展として開催。今年は福岡、糸島両市の8警察署などを巡る。
犠牲者のパネルと遺族のメッセージ
会場には、飲酒運転事故で犠牲となった3人の身長と同じ高さのパネルが並び、生前の写真をはじめ、胸元には遺族が寄せたメッセージ、足元には生前に履いていた靴が置かれている。
犠牲者の一人の思い
江角真理子さん(当時20歳)は鳥取大学の学生だった1999年12月26日、糸島市出身の大庭三弥子さん(当時21歳)らと一緒に車に乗っていたところ、飲酒運転の対向車に正面衝突されて亡くなった。パネルには「花嫁姿が見たかった! 赤ちゃんが見たかった! もう一度逢(あ)いたい!」との思いが記されている。



