8人が犠牲となった千葉県の豪雨被害は、15日も交通機関などへの影響が続いた。高速道路は複数箇所で起こった土砂崩れにより一部区間で通行止めとなり、JRも一部区間で運転見合わせとなっている。男性1人が行方不明となっている千葉市若葉区では15日午前、捜索が再開された。一方、ピーク時に約6万7990戸に上った停電はほぼ復旧した。
高速道路とJRの影響
NEXCO東日本やJR東日本によると、圏央道の松尾横芝インターチェンジ(IC)―茂原長南IC間と、千葉東金道路の千葉東ジャンクション(JCT)―東金JCT間でのり面が崩れるなどして通行止めが続き、外房線の誉田―茂原駅間と東金線の大網―成東駅間でも線路下の土砂が流出するなどして運転を見合わせている。いずれも復旧の見通しは立っていない。
行方不明者の捜索
千葉市若葉区北谷津町では、行方不明となっている男性の捜索が続けられた。男性は付近を流れる都川に流された可能性があり、千葉東署と県警機動隊の計約50人が午前11時前から、下流方向に進みながら捜索にあたった。
被害の状況
今回の豪雨では、水没した車内に閉じ込められるなどして8人の死亡が確認された。水没した乗用車に乗っていた40歳代の男性が死亡した千葉市中央区村田町のアンダーパスでは、水位が上がった際に自動で作動する排水ポンプが正常に機能していなかったことが判明。国土交通省千葉国道事務所によると、周辺では13日夜に停電があり、排水ポンプとつながる非常用発電機が動かず、通行止めを知らせる電光掲示板も作動しなかったという。



