ノネコ対策カメラが相次いで盗難被害
環境省奄美群島国立公園管理事務所は13日、野生化したネコ(ノネコ)対策として奄美大島の森林域に設置していた自動撮影カメラ2台が持ち去られたと発表した。盗難は6月に発生し、その後、昆虫採集をしていた人物が関与していたことが判明した。
同事務所によると、6月23日、カメラの点検に来た業者が鹿児島県奄美市笠利町の道路沿いに設置していたカメラがなくなっていることを確認。同じ場所に別のカメラを設置したところ、25日に再びなくなっていた。同日、県警奄美署に被害届を提出した。
昆虫採集者の関与が発覚
7月10日に奄美署から連絡があり、昆虫採集をしていた人物が持ち去ったことが判明。同事務所は口頭で厳重注意を行った。昨年もカメラ2台と記録用カード7枚が盗まれており、同事務所はカメラを固定するなど対策を進めている。
ノネコは在来種への影響が懸念されており、環境省はモニタリングのため自動撮影カメラを設置している。今回の盗難により、調査に支障が出る可能性がある。同事務所は「カメラはノネコ対策に不可欠であり、再発防止に努める」としている。



