八幡大空襲81年、慰霊祭で学生ら平和誓う 約250人参加
八幡大空襲81年 慰霊祭で学生ら平和誓う

約2500人が死傷した八幡大空襲から81年となった8日、北九州市八幡東区の小伊藤山公園で平和を祈る慰霊祭が営まれ、地域住民や学生ら約250人が参加した。

防空壕で約300人が犠牲

1945年8月8日午前10時頃、米軍のB29爆撃機が旧八幡市に大量の焼夷弾を投下。同公園にあった防空壕では、避難した約300人が犠牲となった。

慰霊祭は、空襲体験者の証言を記録している聞き書きボランティア「平野塾」などが毎年開催。地元の中学生が体験者の証言を朗読し、大学生らが犠牲者約100人の名前を読み上げた。

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若い世代が平和のメッセージ

若い世代による平和のメッセージ発表も行われ、皿倉小6年の児童2人が授業で体験者の話を聞いたことを振り返り、「命の重みと平和の尊さを胸に刻んで生きていく」と誓った。

九州国際大3年の増田辰海さん(20)は、「(空襲体験者の祖母から)次の世代にも平和を残してくれてありがとうと言ってもらえるよう、できることをしたい」と語った。

終了後、増田さんは「祖母は当時8歳で、防空壕の中は冷たく、人も多くて不安でいっぱいだったと聞いた。つらい経験を経て、今、周囲に優しくできる祖母は強い人だと感じた」と話していた。

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