カヌー元米代表の五輪選手デービッド・ハーン氏は、ワシントンの人工池で剥がれた塗装に触れたとして器物損壊罪で起訴されたが、米連邦検察は7月31日、起訴の却下を裁判所に申し立てた。原因は、トランプ大統領に近い塗装業者のずさんな工事だったという。
建国250年合わせたトランプ氏肝いりの事業
人工池はトランプ政権が約1470万ドル(約23億円)を投じて改修した。建国250年に合わせたトランプ氏肝いりの事業で、底面にはトランプ氏が選んだ青色の塗装が施されたが、すぐに一部が剥がれた。ハーン氏が池を訪れて剥がれた塗装に触ったところ、拘束され、起訴された。
内務省資料で判明、弁護団は「政権は謝罪すべきだ」
起訴後、米内務省が検察側に提出した資料から、工事が急がれ、ずさんな塗装が行われたことが判明した。工事を請け負ったのは、トランプ氏が所有するゴルフ場のプール改修を手がけた業者だった。
ハーン氏の弁護団は「政権は謝罪すべきだ」との声明を出した。



