中野ブロードウェイ時計窃盗のチリ国籍男2人を再逮捕、欧州での窃盗繰り返しか
中野ブロードウェイ時計窃盗の男2人を再逮捕、欧州での窃盗繰り返しか

商業施設「中野ブロードウェイ」(東京都中野区)で8月、高級腕時計4本が盗まれた事件で逮捕されたチリ国籍の20代と30代の男2人が、別の窃盗容疑などで警視庁に再逮捕された。このうちの1人は供述などから、ヨーロッパで窃盗を繰り返していた可能性があるとみており、警視庁が実態を調べている。

入国翌日に侵入盗、3日後には2億円時計

捜査3課によると、2人が入国したのは8月21日。豪州から短期滞在で入国し、東京・浅草の民泊施設に滞在していた。

翌22日午前、東京都大田区の民家に窓ガラスを割って侵入し、腕時計3本など10点(時価総額約790万円)を盗む窃盗事件を起こした疑いがある。被害者宅の窓を石で割って室内に侵入したとみられる。

25日には中野ブロードウェイで高級腕時計4本(販売価格合計約2億円)を盗んだとされる。中野ブロードウェイでは約10秒の間に4本を盗んだ疑いがあり、このうち1本は20代の男が所持しており、押収されたという。男らはその日のうちに大阪へと移動していた。

欧州→日本→イタリアへ? 国境越え窃盗繰り返しか

捜査関係者によると、20代の男のスマートフォンには何者かが予約したイタリア行きの航空券が送られてきていた。30代の男の供述によると、盗んだとされる腕時計を売却するため、イタリアに渡航しようとしていたという。

また、30代の男のパスポートには、ヨーロッパでの入出国の記録が残っているとみられ、警視庁は2人がヨーロッパと日本で窃盗を繰り返していた可能性があるとみて、実態の解明を進めている。