警視庁は12日、今年1~6月の東京都内の特殊詐欺認知件数が前年同期比約16.5%増の3138件に上ったと発表した。被害額も同約46.1%増の約344億円を記録した。過去最悪となった昨年の被害規模を上回る勢いだとして、警戒を呼び掛けている。
手口別ではSNS型投資詐欺が最多
同庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部によると、被害のうち最多の手口はSNS型投資詐欺(793件)で、ニセ警察詐欺(709件)▽還付金詐欺(387件)▽オレオレ詐欺(358件)―が続いた。
SNS型投資詐欺で被害者が犯行グループと接触するきっかけとして最も多かった媒体は「インスタグラム」(164件)で全体の約21%を占めた。
注目される手口と対策
注目される手口としては、SNS型ロマンス詐欺が昨年を上回るペースで発生。今年に入って減少傾向を見せていたニセ警察詐欺の被害額も6月には昨年の同月を上回った。
同庁は詐欺グループの犯行に使われることが多い国際電話の遮断機能を持つアプリの活用や、SNSのグループトークに誘導する投資詐欺への警戒などを呼び掛けている。



