住吉会系組長ら逮捕、5500万円詐取 受け子グループ指揮か
住吉会系組長ら逮捕 5500万円詐取

警視庁特別捜査課は14日までに、指定暴力団住吉会系組の組長、井上敦容疑者(52)と同組幹部の林隆司容疑者(31)を詐欺の疑いで逮捕した。両容疑者は、80代男性から現金5500万円をだまし取ったとされる事件に関与したとみられている。

親族装う手口で巨額詐取

逮捕容疑は2024年11月上旬、仲間と共謀し、東京都杉並区の80代男性に対し、息子を装って「会社の現金が入ったかばんをなくした。今日中に支払わないといけない」などと嘘の電話をかけ、現金5500万円を詐取したというものだ。井上容疑者は現金を受け取る「受け子」グループのトップであり、林容疑者が受け子に具体的な指示を出していたと警視庁はみている。

被害総額は約2億円

警視庁によると、このグループによる詐欺被害は2024年10月から2025年12月までの間に、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県の1都4県で計約2億円に上るとみられる。これまでに両容疑者を含め、グループの受け子や現金回収役ら計10人が逮捕されている。警視庁は、被害金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて、捜査を進めている。

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