国の文化審議会は17日、野田市の「旧中村熊次郎商店店舗兼主屋」など5件と、大多喜町の「旧大多喜天然瓦斯株式会社大多喜出張所事務所」の計6件を登録有形文化財(建造物)にするよう文部科学相に答申した。登録されれば、県内の登録有形文化財(建造物)は332件となる。
旧中村熊次郎商店店舗兼主屋は明治前期の町家
県教育委員会文化財課によると、旧中村熊次郎商店店舗兼主屋は、明治前期に建てられた2階建ての切妻造平入桟瓦葺の町家。石炭や農業用の肥料を売っていた商店としての面影を残している貴重な建造物として評価された。同商店ではこのほか、奥座敷や倉庫、門なども答申された。
旧大多喜天然瓦斯株式会社大多喜出張所事務所
旧大多喜天然瓦斯株式会社大多喜出張所事務所は、昭和前期に建てられ、日本初の天然ガス事業会社の事務所として使用された。応接室として使われていた部屋などが残り、当時の様子を伝えている。これらの物件が正式に登録されれば、千葉県内の登録有形文化財(建造物)は計332件となる見込みだ。



