龍谷大学は27日、関西六大学野球連盟に所属する硬式野球部で、部員間の暴行事案や不適切な動画撮影などの問題行為があったと発表した。同部を同日まで1か月間の活動停止処分とした。9月5日開幕の秋季リーグは参加できるとしている。
暴行や不適切な動画撮影が発覚
発表によると、昨年5月、当時の2年生が自分の物まねをした1年生の腹部を蹴るなど暴行。今年3~6月にも学生コーチの現3年生が1年生3人に対し、頬を平手でたたいたり、肩をたたくなどした。入部前に練習参加した学生を注意する際に胸ぐらをつかむなどしたケースもあった。いずれもけがはなかった。
また、昨年2、3月頃、部員数人が滋賀県内の河川で排せつ行為の動画を撮影し、大津市内の寮のテレビに映して共有していたことも判明。寮内で20人以上が金銭などの盗難被害に遭っていたが、指導者や大学側に報告しなかった。
再発防止策も実効性なく、処分に
同部は昨年6月に暴力行為の再発防止策を策定し、今年3月にも見直したが、問題が継続的に発覚したため処分に至ったといい、全寮制も廃止する方針。
27日に同大学で記者会見した玉木興慈副学長は「被害を受けた方に深くおわびする。極めて深く受け止めており、組織改革、再構築に努める」と謝罪した。
強豪校としての歴史と今後の対応
大学によると、同部は1913年9月創部。同リーグ優勝30度(旧リーグを含む)の強豪で部員は70人。



