札幌市内の公園にある公衆トイレで、蛍光灯が無断で交換される事態が相次いでいたことがわかった。市が確認できただけでも、54か所の公園で計148本の蛍光灯が付け替えられていたという。
昨年9月に業者から連絡、4区で確認
市みどりの管理課によると、昨年9月頃、トイレの清掃業務を行う業者から市に、蛍光灯が替わっていると連絡があった。その後、市内の公園を調べたところ、白石、豊平、厚別、清田区の公園で蛍光灯が付け替えられていたことがわかった。
新しい蛍光灯は元のものよりも安価とみられており、カメラのような不審物は見当たらなかった。
市は全交換、はり紙で情報提供呼びかけ
市は、火災や事故が起きる可能性もあるとして、付け替えられた全ての蛍光灯を新しいものに交換。警察にも相談し、付け替えを行った人物について、情報提供を求めるはり紙を設置したが、誰が行ったかは今もわかっていないという。
最近になり、そのはり紙がSNSで拡散され、「ああ盗難か……って交換!?」「妖精でもおるんか」などと反響を呼んでいる。市によると、昨秋以降は、新たな付け替えは確認されておらず、はり紙は順次はがす予定という。
清掃業者が年1回点検、市が連絡呼びかけ
公園の公衆トイレの蛍光灯は、清掃業者が少なくとも年に1度、点灯の有無を確認するほか、点灯しないことがわかった場合、速やかに交換しているという。
同課の浜岡次郎課長は「善意で付け替えていただいても、安全面への懸念から、再度こちらで交換することになる。点灯しない場合は、各区の土木センターか市のみどりの管理課まで連絡してほしい」と話した。



