辺野古転覆事故の遺族が現場で献花 「全容解明を」と両親
辺野古転覆事故の遺族が現場で献花 「全容解明を」と両親

沖縄県名護市辺野古沖で3月、同志社国際高校(京都府)の生徒らが乗った船が転覆した事故で、亡くなった同校2年だった武石知華(ともか)さんの両親が18日、現場近くの辺野古の砂浜を訪れ、献花した。

「全容解明が進まないことには、再発防止もない」

取材に応じた両親は、「(事故の)全容解明が進まないことには、再発防止もない。関係する組織や団体が責任をもって進めてほしい」と話した。

両親は、知華さんが好きだったというお菓子や飲み物も供え、海に向かって手を合わせた。父親は「当時の知華のことを考えると、つらい気持ちになる」と語った。

謝罪の場への対応は「まだその段階にない」

その後両親は、知華さんら生徒が乗船した漁港の防波堤付近の状況なども確認していた。

船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」は遺族への謝罪の意向を示しているが、母親は「何が問題だったのかを説明する体制が整った後であれば、(謝罪の場に)行くことは考えるが、まだその段階にないと思っている」と話した。

両親は、前日に沖縄県の古謝玄太知事とも面談し、県に修学旅行の安全の確保といった対応を求めていた。