2021年東京五輪競泳男子200メートルバタフライ銀メダルの本多灯選手(24)=イトマン東進=が、今年5月に自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)で東京地裁立川支部に在宅起訴されていたことが7日、分かった。日本水泳連盟は同日、本多選手が活動を自粛し、今後の国際大会の出場を辞退したと発表した。
時速88~108キロで対向車と衝突
東京地検立川支部によると、本多選手は昨年11月21日朝、東京都多摩市内の法定速度30キロの道路で、乗用車を時速88~108キロで走行させ、対向車線を走行する乗用車に衝突。対向車に乗っていた60歳代の運転手に全治約1か月のけがを負わせたとされる。
国際大会出場を辞退、初公判は今月25日
本多選手は今月に米国で行われるパンパシフィック選手権と今秋の愛知・名古屋アジア大会で日本代表に選出されていた。連盟によると、本多選手から報告があったのは7月31日。事故の当事者間での解決を考えていたといい、「認識が甘かった」と話していたという。今月25日に初公判が行われ、判決が確定次第、連盟は倫理委員会を開いて選手登録の資格停止などの処分を検討する。
コメントで謝罪「心から申し訳ない」
本多選手は連盟を通じ、「私の軽率な行動により、被害者の平穏な日常に突然の大きな恐怖を与えてしまったこと、ケガを負わせてしまい、身体的な苦痛を与えてしまったことについて、心から申し訳ないと思う気持ちでいっぱいです。今後は、まず被害者の方への誠実な対応を第一に、自らの責任と真摯に向き合い深く反省するとともに、社会からの信頼を少しでも取り戻すことができるように、一つひとつ自分の行動を見つめ直し、責任ある行動に努めてまいります」とのコメントを出した。



