岡山県は4日、3月に公表した2023年度の「県民経済計算」について、1か所の数値入力に誤りがあったことで計580か所を訂正したと発表した。入力した職員本人しか確認していなかったことが原因で、今後は複数の職員で確認し、再発防止を図る。
ミスの内容と影響
「県民経済計算」は様々な調査の数字を組み合わせて、県内総生産や県民総所得などを推計する統計。「専門・科学技術、業務支援サービス業」の従業者数が本来は2万9747人のところ、誤って94人と入力した。県民総所得が本来より約3000億円少なくなるなど、多くの推計値に影響が出た。
発覚の経緯と謝罪
2022年度の県民1人当たりの所得の全国順位が44位だったことの原因を分析する中で、ミスに気づいた。今回の訂正で、順位は一つ上がって43位になるという。県統計分析課の加納恭子課長は「統計の信頼を揺るがせることになった」とおわびした。



