岡山県警職員約4千人分の情報漏洩か 不正アクセス受け
岡山県警職員約4千人分の情報漏洩か 不正アクセス受け

自治体向けの防災アプリなどを手がける「アルカディア」(大阪府)が運営するサービスが不正アクセスを受けた問題で、岡山県警の警察官ら約4千人分の名前や所属名、メールアドレスが漏洩した可能性があることが分かった。県議会産業労働警察委員会で15日、県警が明らかにした。

ほぼ全職員分の個人情報か

情報が漏れた可能性があるのは、大規模災害時に職員の安否や参集の可否をメールで確認するシステムに登録された個人情報。県警によると、ほぼ全職員にあたる約4千人分で、メールアドレスは個人携帯のものだという。システムは現時点でも稼働している。

業務委託先から連絡

業務委託先のアルカディアから13日午後2時半ごろ、「第三者による不正アクセスが行われ、個人情報が漏洩した可能性がある」などと県警にメールで連絡があり、判明した。松永雄一・警備部長は「事案の早期解明と、再発防止対策の徹底の2点を申し入れている」と答弁した。

県内他自治体でも影響

アルカディア関連で情報漏洩の可能性があるとされるケースは、県内では岡山、玉野両市で明らかになっているほか、津山市でも災害情報メールに登録された約2万4千件のメールアドレスや市職員の名前などが流出した恐れがあるという。

また赤磐市も15日、聴覚障害者ら向けの119番通報システムに登録している28人分の住所や名前、生年月日などのほか、消防指令を通知するシステムに登録している職員や消防団員ら約200人分のメールアドレスや名前、電話番号が漏洩した可能性があると発表した。