奈良のエビ養殖「ドローフーズ」破産、負債1億4300万円 海なし県の新産業断念
奈良のエビ養殖ドローフーズ破産 負債1億4300万円

奈良のエビ養殖企業が破産

東京商工リサーチ奈良支店は6月29日、エビ養殖を手がけるドローフーズ(奈良県下市町)が奈良地裁五條支部から破産開始決定を受けたと発表した。同日付で、負債総額は1億4300万円。

海なし県での挑戦

同社は2009年、魚屋出身の山本純司社長が生鮮食品などの販売を目的に橿原市で設立。2018年3月からは下市町に設置した屋内養殖場でバナメイエビの養殖を始め、「吉野游水(ゆうすい)えび」として飲食店などに供給していた。海のない奈良県での新たな地場産業を目指していたが、設備投資の負担に見合う売り上げに至らず、事業継続を断念した。

影響と今後の見通し

ドローフーズの破産により、地域の新産業創出の試みは頓挫。同社が供給していた飲食店などへの影響が懸念される。

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