宮崎県の伝統的工芸品「宮崎漆器」を生産していた社会福祉法人・県大島振興協会(宮崎市)が7月末で事業を廃止したことについて、宮崎市の清山知憲市長は「製造が中止に至ったことは大変残念に思っている」と述べた。
唯一の事業所が生産終了
同法人は宮崎漆器を手がける唯一の事業所として「宮崎漆器工房」を運営し、障害者らが生産を担ってきた。しかし、漆器の売り上げ低迷などで経営難に陥り、7月で生産を終えた。
市長の見解
清山市長は6日に行った定例記者会見で、「(漆器の生産を)継承するところがないか注視していたが、結果的に事業廃止に至ったと受け止めている」と話した。一方、生産の継続に対する支援などについては「検討はしてきたが、何もできないのが正直なところ」との見解を示した。



