宮城県岩沼市は、市民が代表電話にかけると人工知能(AI)が応答するサービスの運用を始める。問い合わせ内容をAIが聞き取り、適切な部署へ取り次ぐ仕組みで、東北の自治体では初めての導入となる。方言も認識できるという。
自然なAI音声が対応
「岩沼市役所です。お問い合わせ内容をお話しください」。代表電話で応答するAIの声は適度な抑揚があり自然だ。市民とのやりとりの中から「住民票を取得したい」などの要望を聞き分け、対応先の部署を判断して転送する。従来の自動音声ガイダンスのような番号入力も必要ない。
方言も9割認識、コストは3分の1に
サービスを提供するNTTドコモビジネス(東京)の検証によると、方言や特徴的なアクセントがあっても発話の9割程度を正しく認識できるという。新サービスは、6月の市長選で初当選した鬼沢聡市長(51)が市民の声をきっかけに導入。コストも交換手を配置していた当時と比べ、3分の1ほどに抑えられる。運用開始は8月下旬の予定。



