北海道旭川市の三浦綾子記念文学館を運営する公益財団法人三浦綾子記念文化財団は12日、50代の元専務理事兼事務局長の男性を11日付で解職したと発表した。児童ポルノ禁止法に触れるおそれのある画像などを業務用パソコンに大量に保存するなど、度重なる不適切行為があったという。財団は近く旭川東署に刑事告発する方針。
招待券を無断発行、約9万枚に
財団によると、元専務理事は今年度に入り、理事会の承認を得ずに文学館の招待券を発行していたことが発覚。内部調査では、発行枚数は約9万枚に及ぶとみられている。
ほかに元専務理事の業務用パソコンからは、5千ファイル以上のわいせつ画像などが見つかったという。元専務理事は財団の調べに対し、児童ポルノ画像などを保存していたことを認めている。
個人情報漏洩は確認されず
財団によると、元専務理事は業務用パソコンで違法とみられるアダルトサイトに登録していたが、これまでに個人情報の漏洩などは確認されていないという。
財団の東郷明子理事長は「地域の文化活動を担う公益財団法人として遺憾。信頼を著しく損なう結果となったことを深くおわびする」と陳謝した。



