終戦前日の空襲、開始時刻を「午後1時17分」に変更し追悼式 光市で748人悼む
終戦前日の空襲、開始時刻変更し追悼式 光市で748人悼む

山口県光市で14日、終戦前日の米軍による空襲の戦没者追悼式が営まれ、慰霊碑前に遺族ら約50人が参列し、平和への誓いを新たにした。今年から空襲開始時刻を「午後1時17分」に変更し、その時刻に参列者全員で黙とうをささげた。

空襲の概要と犠牲者

空襲は1945年8月14日、市内にあった海軍の兵器工場「光海軍工廠」を米爆撃機B29が爆撃し、動員学徒や市民ら748人が亡くなった。この爆撃で義父を亡くした広島県東広島市の参列者(78)は、娘と孫とともに慰霊碑に献花し、「命の大切さを次世代へ語り継ぎます」と伝えた。

開始時刻の変更経緯

式では毎年、空襲開始時刻を体験者の証言などから「午後0時20分」としてサイレンとともに1分間の黙とうをささげてきた。近年、爆撃開始の時刻を記した裁判所の記録や米公文書が次々と確認され、市は「多角的な公的記録を交えて検証を行った結果」として今年から、空襲開始時刻を「午後1時17分」に変更した。

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体験者の証言

空襲当時、工場を見下ろす丘でその様子を見たという光市の住民(86)は「飛行機が飛び交い、機銃掃射をしていた。我が子たちは地元を離れてしまい、当時を伝える機会はない」とさみしそうに語った。

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