ネパール国境で大規模土石流、332人死亡・1400人以上不明 日本人5人と連絡取れず
ネパール土石流、332人死亡・1400人不明 日本人5人行方不明

ネパールと中国の国境地帯で26日に発生した大規模な土石流で、ネパールの地元紙カトマンズ・ポストによれば、地元当局は27日、332人が死亡したと発表した。報道と中国側の発表を総合すると、外国人観光客を含む1400人以上が行方不明となっている。

日本人5人と連絡取れず、家族とみられる

在ネパール日本大使館によると、ツアーに参加していたとみられる日本人5人と連絡が取れていない。安否不明とされる日本人と連絡を取っていたネパールの首都カトマンズの旅行会社は27日、本紙の取材に「26日午前に連絡を取ったのが最後」と説明した。5人は家族だといい、中国側からネパール側に入国した後、連絡があったという。

茂木外相が専門家集団の派遣を指示

茂木外相は27日、海外での緊急事態発生時に邦人保護にあたる専門家集団「海外緊急展開チーム」のネパールへの派遣を指示した。現地の日本大使館は現地対策本部を設置し、日本人の安否確認を進めている。

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被害の状況と現地の模様

土石流のあったネパール中部ラスワ郡や中国チベット自治区南部シガツェなどの下流域では、甚大な被害が出ている模様だ。現地では、中国チベット自治区内の聖地への巡礼を目的とした多数のインド人やネパール人らが滞在していた。

カトマンズ・ポストによると、ラスワ郡のトリシュリ川沿いの村が大規模な被害を受けた。英BBCが報じた現地の動画では、土石流が橋や両岸の家を押し流し、人々が悲鳴を上げながら逃げる様子がとらえられていた。

同紙によると、ネパール側では900人超が行方不明という。中国当局によると、中国側では27日午前8時時点で3人が死亡し、外国人260人を含む計558人が行方不明となっている。

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