トクリュウ「案件屋」の男を住居侵入容疑で逮捕、京都府警
トクリュウ「案件屋」の男を住居侵入容疑で逮捕

京都府警は29日、匿名・流動型犯罪グループ(匿流=トクリュウ)で、現場の情報を入手して事件を計画する「案件屋」の役割で府内の住宅に侵入する事件に関わったとして、城陽市の会社員の男(24)を住居侵入容疑で逮捕した。

昨年12月以降、京都や大阪で匿流による窃盗などの事件が相次ぎ、府警は20人以上を逮捕・書類送検したが、案件屋としての逮捕は2人目となる。

2月に木津川市の住宅敷地内へ侵入か

京都府警察本部の発表では、男はほかの指示役や実行役の仲間らと共謀し、2月11日午前2時40分頃、木津川市の住宅敷地内に侵入した疑い。

これまでに摘発した仲間のスマートフォンから、男が機密性の高い通信アプリで「(被害者宅は)行き止まりにあり、道も限られる」などと実行役らに連絡していたことが判明したという。

「自分で案件を見つけて回した」と容疑認める

男は「自分で案件を見つけて、(仲間に)回した」と容疑を認めており、府警は男が案件屋として指示役の役割を担っていたとみている。

府警の調べでは、このグループ内では、メンバーが通信アプリを使って「1階に金庫がある」とほかのメンバーに指示したり、「固定で300万円」と報酬を約束したりしていたという。