京都アニメーション(京アニ)放火殺人事件の発生から7年となった5日、現場となった京都市伏見区の旧第1スタジオ跡地に献花台が設置され、遺族やファンらが静かに祈りをささげた。
事件から7年、追悼の場に
事件は平成31年7月18日に発生し、36人が死亡、32人が重軽傷を負った。現場となった建物は解体され、現在は更地となっている。京アニは毎年、事件のあった日を「追悼の日」と定め、献花台を設置している。
この日も朝から多くの人が訪れ、花を手向けて犠牲者を悼んだ。献花台には「天国でも素敵な作品を描いてください」などのメッセージが寄せられた。
遺族の思い、今も
遺族の中には、事件後も変わらず現場に足を運ぶ人もいる。娘を亡くした遺族は「7年たっても悲しみは変わりません。でも、多くの人に忘れられていないことがうれしい」と話した。
京アニは事件後、作品の制作を続けており、昨年には劇場版アニメを公開するなど、復興への歩みを進めている。しかし、事件の傷跡は深く、関係者は「これからも安全な制作環境を守り続けたい」と語る。



