京アニ放火7年、遺族が追悼の言葉「悲しみは消えず」「作品の中で会える」
京アニ放火7年、遺族が追悼の言葉「悲しみは消えず」

京都アニメーション(京アニ)放火殺人事件から7年となった18日、京都府宇治市の第1スタジオ跡地で非公開の追悼式が営まれた。遺族代表は追悼の言葉を述べ、36人の犠牲者に思いを寄せた。ファンや関係者も碑の前で黙とうし、祈りをささげた。

遺族代表の追悼の言葉

遺族代表は要旨を次のように述べた。「今年もこの日がやってきました。毎年『あの子はどのひまわりから微笑んでいるだろう?』と祭壇を探します。皆さんもそれぞれのひまわりから見守っているのかなと思います。」

「昨日のことのように思い出せるあのつらい日から、もう7年なのか、まだ7年なのか。街並みの変化や子どもさんの成長を見ると、間違いなく月日は流れていると実感します。」

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「あれから『あなたたちに守られている』と感じることがよく起きます。ご遺族と集まると不思議なお天気でエスコートされることが多く『あの子たちが頑張ってくれているね』とよく話しています。いつもありがとう。」

悲しみと小さな喜び

「この悲しみはこの先も消えることも薄まることもなく続いていくけれど、本当はあなたたちと分かち合うはずだった小さな喜びもまた、少しずつ積み重ねていっているところです。」

「私たちが決してあなたたちを忘れることがないように、会社の方々も決して忘れることはなく、原動力にして日々奮闘を続けておられるのだと思います。」

作品の中で会える希望

「あなたたちの名前がエンドロールからなくなっても、つないでくれた技術で、気持ちで、こだわりで、作品の中でこれからも会える。だから新しい作品を心待ちにしています。」

「いつかそちらで、また会えたら、たくさんたくさんお話ししたいです。笑顔でお話しできるように、前を見て、上を向いて、あなたたちを想いながら一歩ずつ歩いていきます。」

「これからもずっと見守っていてくださいね。」

事件の概要

2019年7月18日、京都市伏見区の京アニ第1スタジオに男がガソリンをまいて放火し、36人が死亡、32人が負傷した。2024年1月、京都地裁は被告に死刑判決を言い渡した。

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