前衛芸術家で文化勲章受章者の草間彌生さんの訃報を、米国やアジアのメディアも大々的に報じ、功績をたたえた。
米国メディアの評価
草間さんが一時活動拠点とした米国では、CNNが「世界を水玉で塗りつぶした前衛芸術の女王」と呼び、現代美術界で最も人気で、商業的にも成功した人物の一人と評した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「1960年代のニューヨークの前衛芸術界の奇抜な革新者」と評し、「自撮りしたくなるような没入型空間を先駆的に創り出した」と功績を評価した。
関係者の声明
ニューヨークなどでギャラリーを営むデイヴィッド・ツヴィルナー氏は「過去15年間、草間彌生の卓越した芸術作品を紹介できたことは、私の職業人生で大きな光栄だった。愛と平和という揺るぎないメッセージは、世界中の何百人ものファンに届いている。彼女のことがとても惜しまれる」とする声明を発表した。
アジアでの反応
草間さんの作品は韓国や香港、台湾などアジア圏でも高い支持を集めていた。韓国では国立現代美術館で展示されたことがある。韓国経済新聞(電子版)は27日、「アジア美術のスーパースター。世界のどの美術館に行っても観客が列を作った」と称賛した。



