高知県香南市の百田(ももだ)年真市議(46)が市職員に対し、再三パワハラ言動を取ったとして、市が再発防止を市議会に申し入れていたことが27日、明らかになった。市議会は同日開いた議会運営委員会で、市議6人で構成する政治倫理審査会の設置を決めた。28日から60日以内に調査結果を報告する。
市が申し入れ、議会が審査会設置を決定
市や岡本司議長によると、4月以降、百田市議からの電話に出た職員が担当部署につなごうとすると、「お前がやれや」と言ったほか、他の職員にも「俺は議員ぞ」「何をびびっちゅうがで」と迫ったりした。
複数の職員から苦情が寄せられ、北村浩司副市長は7月上旬、議員からの威圧的な言動を確かめるよう各管理職に求め、今月12日、岡本司議長に百田市議の言動を口頭で報告。20日には浜田豪太市長名で、再発防止を申し入れた。
議会協議で百田市議と連絡取れず
市議会はこの日午後、議会運営委員会と全員協議会を開いて協議。全協には19議員のうち6人が欠席。5人は所用のためだったが、百田市議とは連絡がつかなかった。
全協後の取材で、岡本議長は「同じ議員としてあってはならない行為。市の申し入れを重く受け止め、調べていく」と述べた。岡本議長はこれまで3回、百田市議から聞き取りをしているが、パワハラとの認識はなく、市側の主張と食い違いもあるという。
百田市議は2期目、回答得られず
百田市議は2022年に初当選し2期目。複数の市関係者は読売新聞の取材に、「以前から言動は威圧的だった」と証言している。
読売新聞は百田市議に取材を試みたが、27日夕までに回答は得られていない。



