「JCB社員が社内資料をInstagramに掲載している」――5月29日、X(旧Twitter)でこんな投稿が拡散された。添付されたスクリーンショットには、同社やその関連会社のものとみられるシステム構成図や個人情報の取り扱いをまとめた資料が含まれている。ITmedia NEWS編集部がJCBに取材したところ、「内容は把握しており、事実関係を含め慎重に調査中」との回答があった。
拡散された3つの画像
Xで拡散されたポストは、資料などがInstagramのストーリー機能で公開されたとするもの。掲載されていた画像は以下の3点だ。
- システム構成図の写真:「システム凝すぎ」とのコメントが記されたもの。
- 個人情報などの取り扱いをまとめた資料:個人情報の取り扱いについてまとめたとみられる文書。
- 社員証とみられるもの:「JCBスマホ持ち込めなくてダルい笑」とのコメントが記されたもの。
このうち、システム構成図はNTTドコモがメディアなどに公開している社内基幹システムの構成図に類似していた。JCBは3月、NTTドコモビジネスと法人カードの分野での提携を発表している。
なお、Xの投稿は5月29日だったが、ストーリーの投稿自体がいつものものか判断できる情報はなかった。盗撮などの可能性について、JCBは「現時点で確定的な見解を伝えられる状況にない」としている。
関連する動き
国内カード10社は11月17日、日本クレジットカード協会(JCCA)と共同で、フィッシング詐欺によるカード不正利用を防ぐための注意喚起を開始した。注意喚起メールを顧客に送信するほか、各社の会員向けサイトなどに特設ページや警告バナーを設置するという。
また、JCBはAIを活用した加盟店の審査・登録システムを開発。従来は2~3営業日かかっていた審査・登録が、最短4時間で完了するという。
さらに、JCB、りそなホールディングス、大日本印刷、パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、顔認証情報を活用するための業界横断型プラットフォームの検討を開始している。



