2026年度新聞協会賞、1次選考通過の17作品を発表 朝日新聞の「日生情報持ち出し」など
2026年度新聞協会賞、1次選考通過17作品発表

日本新聞協会は21日、2026年度(第70回)新聞協会賞の1次選考を通過した17作品を発表した。加盟する新聞・通信・放送50社から応募のあった計106作品の中から、各部門の選考委員が厳正に審査し、選出された。授賞作品は9月2日に決定し、発表される予定だ。

ニュース部門:朝日新聞「日生情報持ち出し」など5作品

最も注目を集める「ニュース」部門では、朝日新聞の「日本生命による出向先情報の不正持ち出しをめぐる一連のスクープと関連報道」をはじめ、5作品が1次選考を通過した。読売新聞東京本社の「首相、衆院解散検討」「衆院投開票 来月8日軸」のスクープ、日本経済新聞社の「フェンタニル密輸問題をめぐる一連のスクープと調査報道」、中国新聞社の「原爆供養塔の遺骨、DNA型鑑定で身元判明」の一連のスクープと関連報道、西日本新聞社の調査報道「歪んだ関係―福岡県政を追う」が選ばれている。

写真・映像ニュース部門:ガザ戦闘2年など3作品

「写真・映像ニュース」部門では、共同通信社の「終わらぬ悲しみの連鎖」ガザ戦闘から2年の一連の写真報道、大分合同新聞社の「大分市佐賀関の大規模火災」、沖縄タイムス社の「沖縄県勢15年ぶり甲子園V」の3作品が通過した。

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写真・映像企画部門:NIKKEI Film「メガ干ばつ」など3作品

「写真・映像企画」部門では、日本経済新聞社の「NIKKEI Film 米南西部を襲う『メガ干ばつ』 水資源、投資マネー巻き込み争奪戦に」、山陽新聞社の「島を渡る 瀬戸内シーカヤック紀行」、日本放送協会の「NHKスペシャル『ヒグマ 異変の海に生きる』」の3作品が1次選考を通過した。

企画部門:子どもへの性暴力、限界地域医療など6作品

「企画」部門では、朝日新聞社の連載企画「子どもへの性暴力」と関連報道、北海道新聞社の連載企画「限界地域医療」と一連の地域医療関連報道、山形新聞社の連載企画「街なかにクマがいる」、京都新聞社の情報公開訴訟の開示文書に基づく企画「隠れた刃 黒塗り記録」、神戸新聞社の連載「あの熱狂の中で」などSNS選挙を検証する一連の報道、大分合同新聞社の危険運転致死傷罪の不備を追及した長期キャンペーン「問う 時速194km交通死亡事故」の6作品が選ばれた。

通過作品の詳細は日本新聞協会の公式サイト(www.pressnet.or.jp/journalism/)で公開されている。同協会は、各部門の選考を経て、9月2日に最終的な受賞作品を決定・発表する。

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