パレスチナ活動家銃殺で入植者を起訴、異例の判断
パレスチナ活動家銃殺で入植者起訴、異例

イスラエル検察は6日、パレスチナ人活動家アウダ・ハザリーンさんを銃撃して死亡させたとして、イスラエル人入植者のイノン・レビ被告(33)を「無謀な行為で人を死亡させた罪」で起訴した。地元メディアが報じた。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸では入植者によるパレスチナ人への暴力事件が相次いでいるが、起訴されるのは異例だ。

事件の経緯

地元紙エルサレム・ポストによると、事件のきっかけは2025年7月、西岸南部の入植地開発の土木作業を終えたレビ被告が、重機に乗った仲間に新たな通路を造るよう指示して、パレスチナ人の村の私有地に侵入したことだ。

止めようとした村の住民に重機がぶつかったため、住民がレビ被告らに投石を始めるなどして抗議。するとレビ被告は所持していた拳銃を村の建物がある方向へ向けて水平に発射。約20メートル離れた場所で事態を撮影中だったハザリーンさんの胸に当たったという。

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ハザリーンさんとは

ハザリーンさんは英語教師で、入植者の暴力に反対する活動家として知られていた。パレスチナ人の苦悩を描き、2025年にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「ノー・アザー・ランド」の制作にも関わっていたという。

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