イラン攻撃から半年、テヘランのバザール再開も金需要に変化 「メルトゴールド」に注目
イラン攻撃半年、テヘランのバザール再開も金需要に変化

米国とイスラエルによるイランへの先制攻撃から8月28日で半年が過ぎた。激しい戦闘は収まっているものの、和平の展望は開けておらず、イランの人々は「戦争でも平和でもない」不安の中にいる。テヘラン中心部のグランドバザール(市場)では、4月以降の停戦を機に店舗の営業が再開し、買い物客も戻ってきている。

迷路のように広がるバザール、1万以上の店が軒を連ねる

テヘラン中心部のグランドバザールは、豪華なタイル張りの入り口を抜けると内部の通路は枝分かれして迷路のように広がっている。ペルシャじゅうたん、布地、衣類、香料から家電まで、1万以上とも言われる店が軒を連ねる。

米国・イスラエルによる先制攻撃で2月末に戦闘が始まると、近くの政府庁舎などが空爆を受け、ほとんどの店が閉まった。だが、4月以降の停戦を機に営業は徐々に再開し、買い物客も戻ってきている。

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金製品店の店主が示す100グラムの金の延べ棒

それでも商売が順調というわけではない。バザール内にある金製品の店では、店主が100グラムの金の延べ棒を示した。以前は1日に10点ほど売れていたというが、現在の売り上げは大きく減少している。

こうした中で注目されているのが「メルトゴールド」だ。金の延べ棒を溶かして売る手法で、買い手はインゴット(延べ棒)の形にこだわらず、金そのものの価値を求めて購入する。売り上げ減少に直面する金製品店の間で、新たな需要として集まる注目が高まっている。

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