町議選3票差落選の男性、疑問票巡る訴訟で高裁が請求棄却
町議選3票差落選、疑問票訴訟で高裁が請求棄却

昨年4月に投開票された和歌山県串本町議選で、3票差で落選した大川博氏(67)が、最下位当選者の「疑問票」12票を有効とした県選挙管理委員会の裁決は不当だとして、当選無効などを求めた訴訟の判決が16日、大阪高裁であった。龍見昇裁判長は「無効とすべきものはない」として大川氏の請求を棄却した。

疑問票を巡る争い

町議選では、島野靖氏(58)が346票を得て当選し、次点の大川氏は落選。大川氏から申し立てを受けた県選管が今年3月、「鳥野」「しまのヤスン」などの12票について島野氏を誤記したものだとし、有効と判断した。

判決の結論

大川氏は訴訟で、「島」と「鳥」は明確に区別される基本的な漢字で、誤記とは言えないと主張。これに対し、判決は「鳥は島と字形が類似しており、誤記は生じる」と結論付けた。