約30年ぶりに新生児を抱っこした。生後2週間の孫娘である。生まれたばかりの赤ちゃんはなんと小さく軽いことか。扱いは慎重にしなければいけない。緊張して抱っこしていると腕や肩がこわばってきた。
眠っている孫娘がにっこりとほほ笑む。「天使のほほ笑み」である。癒やされる至福の時。長女もそうだったと記憶が30年を遡っていく。
新米パパママの育児奮闘記
新米パパママの私と妻は、新生児について何も知らずに育児生活に突入した。寝不足で疲労困憊の日々だった。とにかく夜になると泣くのだ。泣き続けて、何をやっても泣きやまない。こちらこそ泣きたいくらいだった。
ところが、昼間に友人たちが赤ちゃんを見に来ると、わが子は深い眠りに就いているのだった。
友人たちをメロメロにした天使のほほ笑み
「安らかな寝顔。いつまでも見ていられる」と友人たちが言っている、まさにそのタイミングで伝家の宝刀、天使のほほ笑みを披露する。友人たちはもうメロメロである。「なんてかわいい赤ちゃん。まさに天使」と。
夜中の大騒ぎを知らないからそんなのんきなことを口に出せるのだろう。新生児を育てるのはとにかく大変なことなのだ。
孫娘と長女への思い
おっと、腕の中の孫娘がぐずりだした。母となった長女を呼ぶ。おかあさん、頼みます。



