福岡県議会で「ドン」と呼ばれた蔵内勇夫前議長(議員辞職)に対する「議長職辞職勧告決議案」を8月の臨時会で提出した吉松源昭議員は10日、決議案の採決が中止されたことへの抗議文を大島道人議長宛てに提出した。
採決中止の動議が可決され、採決が行われず
臨時会では、自民議員が提出した採決中止を求める緊急動議が賛成多数で可決され、採決が行われなかった。
吉松氏は「議会制民主主義においては賛成・反対の表決が行われることが大事で、動議による採決中止が今後認められると、あらゆる議案が多数派の意見で採決されない事態に陥ってしまう」として、会議規則で中止動議の禁止を明記することを求めた。
採決結果の公表や百条委員会での説明も要求
また、福岡県議会では現在議案などの採決について賛成した人数や議員名が公表されていないことについて問題視し、「県民の知る権利や議会の透明化の推進のために必要だ」として議会広報などでの公表を求めた。
蔵内氏が議員辞職後に会見を開いていないことについては「このまま説明責任が尽くされないということであれば、百条委員会などの正式な場で説明を求めることも必要になってくる」と述べた。



